2010年10月23日

第18回日本山岳耐久レース(装備と補給食)

装備と補給食について記録に残しておきます。

1.服装と携帯品

スポーツキャップ
サングラス(レンズクリア)
発汗保湿機能下着
トライアスロン用ジャージ
ウィンドジャケット(モンベル)
アームウォーマー
kAPPA4DMタイツ
タンパン
靴下
トレランシューズ(アディダス)
スパッツ(モンベル)
グラブ

ヘッドライト GENTOS HW833XE
ハンドライト GENTOS  SG355B
地図ポーチ
地図用ミニライト

ザック(モンベルクロスランナーバック7)
リザーバータンク
ペットボトル
雨具上着
予備電池
クマヨケ鈴
コンパス
携帯電話
ティッシュ
バンドエイド
ゴミ用ビニール袋

補給食


2.携帯した補給食と使用実績

おにぎり 大×2 小×1
SOYJOY ×5
ウイダーインゼリー ×3
カーボショッツ ×5
アミノバイタルゼリー ×2
アミノバイタル スティック ×5
塩飴 ×7 (未使用2)
キャラメル飴 ×5(未使用3)
フルーツアメ ×5 (未使用3)
M&Eチョコ小袋 一袋 (未使用1袋)


*カーボショッツ(ショッツエナジー)をはじめトレラングッズ各種。ここで買えます。
TrailRunning Shop スカイトレイル


3.補給パタン=「ご褒美作戦」

45分毎での補給を基本とし、主補給と副補給を交互に繰り返しました。
主補給(90分毎)では、おにぎり、ウイダーゼリー、SOYJOY、カーボショットのいづれかを取ります。

後半は消化力が劣るので、おにぎりは前半で食べて、高い山へのアタック前にはカーボショットを使いました。

副補給では、主補給の合間にアミノバイタル、キャラメル、飴、塩飴などを体調に応じてとります。

「あと45分走ったらあれ食べよう!」などとご褒美を設定しておくと、単純な私は頑張れるのです。


4.給水パタン

ハセツネは第2CP及び天然の水場でだけしか水が補給できず、前半はすべて自分で持っておかなければなりません。
そのため、何をどれだけ持つのか?どのように給水していくのか?がとても大切です。

今回はリュック内のハイドレバッグに2Lのポカリと、500mlの水をペットボトルを持ちました。

ポカリは通常の濃度だと濃すぎて逆にのどが渇くので、1L用の粉末を2Lに薄めます。

飲む量は基本的に1回2口までとし、頻度は「チョイ我慢」をしてから飲むようにしていました。

チョイ我慢とは「飲みたいな」と思ったその場では飲まず、昼間であれば「じゃあ、この登りを登りきったところで!」とか、夜間であれば「この先赤点灯2つ目を超えたところで!」とか飲んでもいい目標(ご褒美)を自分で決めて我慢するんです。

今回のレースもこのパタンのおかげで、第2CP到着までの水分補給量はポカリ1.5l、水0.25Lで済み、余裕がありました。

私はこれを「ご褒美作戦」と自分で呼んでますが、単純な私には良いやり方のようで、トライアスロンレースやフルマラソンの時にもこの作戦を使ってます。


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第18回日本山岳耐久レース(その2)


第2CP〜ゴール

第2CPはコース内で唯一、1.5Lの水補給が受けられるので、ハイドレタンクに1.0Lのポカリとペットボトルに0.5Lの水をもらった。

しばし、座って休憩し、残りの補給食を取りやすい場所へ入れなおした。
再出発前に、この先の難所である御前山のアタックに向けてカーボショットを補給した。
今回はこぼさないで飲めた。
さっそく出発。

出発してすぐの下り坂で記念写真を取っていたので、ゼッケンが見えるように
ブレーカーの前を開けて、はいチーズ!

2.jpg


ゼッケン見えないとあとで写真探すのたいへんだからね・・・
こういう点は不思議と冷静に考えられるんです。笑


その後の御前山までは、スキー場のようなストレートの坂道が何度が繰り返す。

上の方では蛇行しながら上っている人たちのライトが左右に揺れている。

道端には、横になって寝入っている人も多くなってきた。
深夜となり、疲れも溜まって仮眠しているのだろう。

真っ暗な中でランプを付けずに寝ている人を自分のハンドライトで見つけた時にはこちらも少々ドッキリする。

各山頂や峠ではスタッフが明るい光と暖かい声で出迎えてくれる。
そこまで、静寂で自然の音しかない登山道を進んでいるので、スタッフの声はとても温かく感じる。ありがとう。

御前山到着後、大ダワまで一気に下る。
やや速いペースの下りの集団とともにしばらく進んだが、ペースが早く足をくじいてもいやなので集団を離脱して単独で下る。

大ダワでしばし休憩。

かなり疲労が溜まっている。しかし、きつい上りと下りで時間の貯金もかなり使ってしまった。ここで頑張っておかないと後半、制限時間に追われてもっと厳しくなってしまうので、休憩を2分程に切り詰めて出発した。

「残りの山場はこの先の鋸山と大岳山だけだから、鋸山を過ぎてしばらくしてからカーボショットを飲んで大岳山を乗り切ろう」と決めて出発。

しばらく行くと、ハンドライトが切れた。スイッチを押すと再点灯するが1分ほどで消える。電池切れだ。使い始めてほぼ10時間だからほぼ性能通りだ。
電池交換のためのロスがいやだったので次の休憩までは必要な時だけ使って凌ぐこととし、そのまま進む。

なかなか鋸山に着かないなぁと思いながら進んでいると、徐々に傾斜が厳しくなり、さらにきつい岩場となってきた。手も使わなければ登れないほどだ。

足にもかなりの疲労がたまって踏ん張れないのでハンドライトをホルダーにしまい、両手を使って4つんばいで岩を登る。後ろから見たらかなりカッコ悪いが、これ以外に方法はないから恥も外聞もない。

鋸山ってこんなにきついのか?考えながら、とにかく目の前を岩を一歩ずつよじ登る。つらい!でもこんな中途半端なところで休みたくない!
上はあえて見ずに、目の前の岩だけをみて一歩づつ登り続ける。
きつい!
でもとにかく止まらずに登る。

しばらくすると、数段先から人の声が聞こえた。

「お疲れ様で〜す。大岳山山頂です」

えっ?ここ大岳山だったの?
鋸山だと思って登っていた自分にとっては、嬉しい大誤算である。

大岳山へのアタックに不安を感じていただけに、すでに登ってしまったとはなんとも拍子抜けだが素直にうれしい。

頂上でハンドライトの電池交換と食料補給をして下りへスタート。大岳山の下りは気を抜くと転落しそうなほど激しい岩場だ。手足を使って一歩づつ慎重に降りる。

その後の御岳山までの道はゆるやかで進みやすい。

途中の水場で15人ほどの水補給待ちの列ができていたが、私のハイドレは十分に残っていたので、パスしてそのまま下る。

御岳山が近づくにつれて、登山道もハイキングコースのように道幅が広がり歩きやすくなる。

走って抜いていく人もいるが、私の足は両足とも数か所でマメが潰れ、擦りむけているようで痛みがひどくてとても走れない。

ここまできたら、確実にゴールすることを目指して出来るだけの速足で歩き続ける。

途中に地図に載っていない水場があった。
ここは待ちの人も1人しかおらず、水量も豊富なのでペットボトルの水を詰め替え、
贅沢にがぶ飲みしてみた。

ん〜冷たくてうまい!

その後、空も徐々に明るくなり、御岳山の手前で朝日が昇り、木々の間から差し込む赤い光がまぶしい。

朝日を浴びて改めて、「一晩歩き続けたんだなあ」という実感が涌く。

第3CP、御岳山6:00到着。
ここまでこの時間で来たらもう制限時間の心配もない。

御岳山ではCPや参道など応援の人も多い。
ここのスタッフの人も一晩中応援し続けていてくれていることを考えると感謝である。


30分ほど進むと最後の登りである日の出山である。登りが終わってしまうことを少しだけ残念に思いながら登頂。

頂上からの展望は最高であり街も一望できる。日の出前に来れば最高の夜景なのだろうが、
今は朝日がまぶしく、日焼けしそうなほど強い日差しのためまぶしくて長居すらできない。
あとは淡々と下るだけである。

走りたいが走れないので、開き直ってハイキングの気持ちで山道の景色を楽しんだ。

朝の澄んだ空気の中の散歩は最高である。

金比羅山の先でパンダ発見!応援ありがとう!

その先は一部コンクリート舗装された登山道だが、ボロボロの足には衝撃が強すぎて超痛い!
痛さをこらえながらできるだけ土の所を選んで下っていく。

舗装道路に出ると多くの応援者がいる。皆の応援にこたえる意味でも最後は足を引きずりながら走った。

そして待望のゴール!  19時間40分07秒

3.jpg


いのぴょんがゴール後で待っていてくれた。
ありがとう。

途中でリタイヤも考えただけあって、ゴールしての満足感は大きかった。

「途中で止めなくてほんとによかった・・・・」と心から思った。

スタッフの方、応援してくれた方、すべての方に感謝です。

ありがとう。

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第18回日本山岳耐久レース(その1)

5.jpg


今年の一つの目標にしていたハセツネに参加してきました。

日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)オフィシャルサイト
 72km制限時間24時間以内

今年確実に参加したかったので、ハセツネポイントを10ポイントためて
優先枠で参加権を獲得しました。

4月のハセツネ30kmに参加(6ポイント)
グリーンフェスティバル参加(2ポイント)
山岳保険加入(2ポイント)


大会直後は足もボロボロで「一回参加できたから、もういいや」と思ってましたが、2〜3日経つと「楽しかったな・・・来年も出ようかな・・・」と思っている自分がいるので不思議です。

これがハセツネの魅力なのかもしれません。

では、今年の参戦について以下記録に残しておきます。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


スタート前

「混雑前に会場近隣の駐車場を確保して車内仮眠するといいよ」との参加経験者K島さんのアドバイスに従い、朝6時過ぎに上町仮説駐車場に到着。
すでに15台ほど先着がいた。

昨日から降り続いている雨で、駐車場の1/3は雨が溜まり駐車スペースも制限されている。
天気予報では曇りのち雨だが、できればスタート前にやんでくれることを期待する。

仮眠の前に五日市会館へトイレ行くと、会館前では多くのボランティアの人が準備を始めており、今回ボランティア参加しているいのぴょんにも会えた。早朝からご苦労さまです。

その後、車で仮眠し、少し早い昼食を済ませた後、受付へ向かった。
受付時には雨も上がり太陽もまぶしく、蒸し暑くなる予感をさせる天候だった。

五日市会館内は着替えの人で大混雑だったので、スタートまでの時間を外のテント下で過ごした。

スタート時間が近づくにつれて人も増え、同じチームのK嶋さん、まきさんとも合流、その他トライアスロンの知り合いやまきさんの友人のパンダくんとも会うことができた。

8.jpg


ザックは水や補給食で「こんなもん背負って走れるのか?」と思うほど重かったが、応援に駆けつけてくれたアルミマンさんにさらにチョコバーや塩飴などの差し入れをいただいた。
(この差し入れがレース後半で大助かりするのです。詳しくは後ほど。ありがとうございます)

<スタート〜第1CP>

五日市中学校校庭に参加者2000人全員が集まり、いよいよスタート。

スタート後、街を抜けて山道に入ると早速の渋滞で、歩いたり止まったりの繰り返しとなる。

周囲では焦って無理やり抜いていく人もいたが、先は長いし焦っても仕方ないので、流れに任せて進む。

今熊山の先でも5分程度の足どめ渋滞があり、さらに渋滞で有名な入山峠でも5分の足止め。

その後、市道山へのアップダウンでも、下りで多少走れるものの、登りはノロノロの歩きが続く。

これだけの人数が列を作って歩けば、スピードの遅い人や岩場などの難所がボトルネックとなって、列全体にスピードの波ができるのは物理的にも自然で、道路の渋滞と同だなぁと考えて流れに乗って進んだ。

1.jpg


まあ、練習不足の自分に取っては前半で飛ばしたら後半が持たないので、これくらいの渋滞で抑えたほうが結果は良いかもしれないな。と考えているうちに予備関門、醍醐丸到着(16:51分)目標より9分前なので焦ることはない。

今年は初めてのハセツネ参加でもあり、且つ、ひと月前まで体調を崩して練習できなかったこともあったので、自分自身の目標を18時間での完走に設定していた。

18時間ペースでの主要通過ポイントの通過時刻を地図に書き入れ、さらに中間目標や難所へのアタックが分かるようにコース断面図(標高)をジップロックに入れて携帯した。

地図は落とさないようにクリップコードでつないでおいた。これで安心。

6.jpg


バイクやランの長距離レース参加時はこのようなペース表を事前に準備するのが心配性の私にとっては習慣となっている。


ほぼ目標時間通りに醍醐丸を通過後、行列とともに生藤山(しょうとうさん)へ向かう。

第1CPの浅間峠には明るいうちに到着できるかと思っていたが、山の日の入りは早く、生藤山を過ぎたところで足元が見にくくなってきたのでハンドライトを使用開始した。まだ17:30なのに・・・。

ハンドライトで進んでいると上空からガサガサといやな音がしてきてきた。雨だ!
天気予報は「晴れ」と言っていたのにやはり山の天気は当たらない。

すぐに止むことを期待しながら暫く走ったが、雨足はより一層早くなり、体温を奪われて無駄なエネルギーを使いたくないので、ブレーカーを着用した。

雨はさらに強くなり、登山道はあちこちで泥沼化してメチャクチャ滑る。
いつもなら駆け下りるゆるい下りも滑らないところを選び、一歩一歩しか進めずに、大幅にスピードダウンとなった。

2回ほど大きく滑って転び、お尻もグラブもドロドロになって第1CPの浅間峠に辿り着く。18:58:予定時刻より28分も遅い。

補給休憩しヘッドライトを装着。
ブレーカーの内側からは汗の蒸発で湯気が湧き上がっている。
走っていても休んでいても刻々と体温が奪われているので、この先も定期的な補給と給水を心がけようと思った。

雨が降り続く中、足もとの悪い先行きに不安を抱えながら再出発した。


第1CP〜第2CP

出発後、ヘッドライトを点けたが目の前が真っ白になって何も見えない。
LEDの光が目の前の雨に反射してしまっている。

「あ〜だからヘッドライトをわざと腰に装着してる人がいるのか」と納得しながら、役に立たないヘッドライトを消し、ハンドライトだけで進むこととした。

登りも下りも足元が滑るので、歩くよりも遅いスピードになってしまう。
スリップしながらの登り降りは体力も通常の倍以上使い、思ったように進めない状況に苛立つ。

さらに滑りやすい急坂では渋滞も起こり、1時間で2kmも進めないペースになってしまった。

第1CP以降はポールの使用が認められているので、周囲の多くの人が使っている。

滑りやすい足元の中での登りではポールを突き刺しながら進んで有利なようだが、下りでは足とポール双方の着地点を選ばなければならないので、かなり慎重にならざるを得ないようだ。

加重したポールが滑って大転倒している人も多く、ポールの使用も良し悪しだなぁ〜と思いながら進んだ。(ポールを使うテクニックにもよるようですが・・・)

泥の場所はよく滑るが、登山道わきの草の生え際は滑りにくいことに気づき、ハンドライトで場所を選びながら進むがやはりスピードは上がらない。

土俵岳を超え、笛吹峠(うずしきとうげ)にたどり着いたころには予定時間を1時間以上遅れ、足元は泥だらけで心身ともにかなりの疲労が溜まっている。

小休憩で倒木に座り「この先には三頭山、御前山、大岳と難所が続き、このスピードででは到底制限時間にも間に合わない・・・リタイヤか?・・・」と考えはじめた。

初参加で経験不足、練習不足、コースの悪環境など、探せばいくらでもリタイヤする理由はある。

しかし、笛吹峠で寒い中一晩中「頑張ってくださ〜い」」とかけ続けてくれるスタッフの暖かい声に押され「いずれにしても第2CPまでは行こう」と再び歩き出す。

このあたりまでくると隊列もまばらとなり、単独となる場面もたびたびある。

前後に一人も見えない中、真っ暗で雨の音と背中に付けたクマよけ鈴の金属音を聞きながら、ハンドライトの光だけを頼りに進む状況は幻想的で、これまでに味わったことのない別世界であった。

相変わらずの滑りやすい足元の中、だらだらと続く上り下りを繰り返し、西原峠(さいばらとうげ)に到着。最初の難関である三頭山の手前である。
心も体も疲れきっていた。

ベンチに腰を降ろしコース断面図でこれから向かう槙寄山と三頭山への傾斜をを見る。
きつい傾斜が3つも繰り返している。

「いずれにしてもこれを乗り越えたらあとは下って第2CPにたどり着く、今回はそこで終わりだな・・・」と自分に説明する。

ふと空を見上げると雨雲はなくなり、降りそうなほどの満点の星空だ。

こんな夜中にこんな場所で星を見上げることもまずない経験なので、ライトを消して真っ暗な中でしばし星を見上げて感動に浸る。きれいだ〜

再出発前にカーボショットを一本補給した。カーボショットは私の体と相性がいい補給ゼリーで、この10年以上フルマラソンやトライアスロンに出場の際にも必ず使っている。

エネルギーへの変換が早く、飲んだ後15分ごろしてからその後45分ほどパワーが得られるので、これからの三頭山へのアタックにはちょうど良いタイミングだ。

カーボショットを最後まで飲もうとパッケージから絞り出していたら、なんと最後の数滴がズボンに垂れ、慌てて触ったら指もベタベタになってしまった!

なんてこった!やってしまった!

マラソンヤトライアスロンレースであればエイドでもらう水で流せばいいが、ここには限られた貴重な水しかない!

でも、ベタベタのまま走るのも気分が悪いので、最低限の水を垂らして丁寧に我慢できる程度に拭き取った。

ドジな自分に呆れながら、再出発!


しばらく進むと槙寄山への登りが始まったが、ちょうどカーボショットも効き始めたようで足の上がりも軽くなりいいペースで登れる。

この辺りは雨の影響も少ないようで足場の滑りもほとんどなくなっていた。

三頭山の登りでは見上げると先を行く人たちのライトが前方上空に見える。

「あんなところまで登るのか・・・」と気が滅入るが、苦しい先を見ていても仕方ないので、ライトで照らした足元に集中し、とにかく一歩一歩登る。

登り道の脇で座り込んでいる人や、中には大の字になって寝てしまっている人もいるが、休憩したら歩き出しが辛いし、幸いカーボショットパワーも続いているのでノンストップで進み、一気に三頭山頂へ!

着いた!23:40

思ったよりもいいペースで到着できたことに満足し、山頂のベンチでご褒美の補給食を食べた。じっとしていると冷えてくるので、5分もしないうちにすぐに下りへ出発した。

下り道は急なのでスピードは出せないが、雨の滑りはなくなっていた。

30分程で鞘口峠へ到着。止まらずにそのまま急な登りを乗り越え、後は第2CPまでだらだらとした上り下りである。

第2CPまでの道中、私の頭の中で自問自答が始っていた。

「ほんとの第2CPでやめるのか?ここまで頑張ってきたのに・・」

「足も痛いし、その先には御前山と大岳山はもあるから、もう無理だろう・・・」

「でも三頭山と同じようにカーボショットで乗り切れるんじゃないか?」

「制限時間は間にあうか?」

「AM2:00までに第2CPを出発できれば、3km/hのペースでも1時間余る・・・」

「食料は足りるか?」

頭の中でザックにある残りの食料を数える・・・

「これまで通りの90分毎補給ペースで、たとえ23時間かかってもギリギリ間に合う・・・」

「止めたら、来年まで中途半端な気持ちを引きずるぞ・・・」

「それはやだなぁ」

「今回、応援してくれてる人にもリタイヤしたとは言いたくないなぁ」

「じゃあ、とにかく進み続けよう。ダメなら第3CPでやめればいい」 

と言うことで、第2CPに到着するころには自分自身の中でレース継続の結論が出ていた。





posted by あぐり at 20:39| Comment(0) | レース記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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